これは、今では入手困難であるタバコ入りの初期型MCI
しかもこれまた珍しい1ダース入りを未開封で入手し、それを開封した時の様子を記録した貴重な写真です。

MCIの外箱は、製造会社や、同じ製造会社でも工場により微妙に異なりますが、
大抵はこのような平たい形をした、二重の引き出し式になっています。
そして引き出しの箱が抜けないように、ワイヤーか紐が2箇所留めてあるのですが、それほどキツク巻いてはありません。
ちなみに箱の大きさやデザインは、MREに変わっても暫くはほぼ同じでした。(重量は軽くなりましたが)

このMCIの納入元はSOUTHERN PACKAGING & STORAGE CO つまり現SOPACOでした。
DT PKDの表示から、このMCIが製造されたのが1971年の11月だと言うことが分かります。
実に30年以上前のデットストック品! 1971年と言えば、ベトナム戦争最中ではありませんか。

さて、早速開封してみると、30年以上前のものとしては比較的状態がよいようです。
ただし中には缶が腐食し、中身が漏れてしまっている物もいくつかありました。
箱の大きさは人物と対比すると分かりやすいでしょうか?

さらにその中の一つを開けて、中身を確かめてみると、
このように缶の腐食も、激しい膨張も無く、非常にコンディションが良い事が確認できました。
MCIの缶には塗料ではなく、色の付いたニスのような物が塗ってあり、それが錆を防いでいるようです。
このような状態であれば、まだまだ十分に喫食が可能ではないでしょうか?
自分も今回初めてMCIのダース入りを見ましたが、なかなか壮観ですね。
箱を持ってみた感じも、缶のレーションの割りに思ったほど重くも無く、旧MREの箱と大きさがほぼ同じなのに驚きました。
むしろ現MREのダース入り箱のほうが、重く感じるから不思議です。
今回この貴重な未開封MCIの開封に立ち合わせていただき、珍しい経験をさせていただいたNewport様、ありがとうございました